2006年9月29日金曜日

集団ヒステリー的なゼノフォビアがニッポンを支配しつつある?



NHK首都圏。DNA鑑定でも国産品と見分けがつかない中国・台湾産のうなぎを見破 る分析手法を水産総合技術センターで鋭意開発中であると。専門家が見ても、成分の科学鑑定をしても、全くわからないうなぎの原産地判定(もちろん農薬成分 とかの科学的判定でもわからない)。それを判定する技術を開発するという。一体何のためにそんな無駄な税金を使っているのだ?

もちろん国内生産者の利益を守るためだ。ナイーブな消費者のおばさんたちは、たとえめちゃ高くとも「国産品」が安心だと洗脳されているから国産品を買うらしい。でも国産か外国産かは、専門家が分析してもいまの技術じゃわからない。それでは国内養殖業者は困るので、お金を使ってハイテクを駆使するということになるらしい。

判 定方法とは、国産のうなぎはハウス栽培(?)みたいなもので、遮蔽された人工的なプールで養殖するが、それに対し台湾では露地池養殖でありウナギに土壌の 成分が含まれることになるので、それをハイテクでもって判定するのだという。判定すれば「悪い」ウナギが区別できるらしい。

ちょっと考えてほしい。遮蔽された人工的コンクリートプールで養殖されたウナギと天然池に近い露地池で育ったウナギと、どっちが天然ウナギに近い?

農 薬や有害な重金属の含有量とか、国民の健康に影響を与える指標で区別するならまだわかる。税金を使ってもいい。しかし、これはそういう観点ではなく外国産 であるからという理由だけでウナギを差別して国内業者の利益を守ることだけに費やされる税金だ。そもそも国産品でないと危険だとおばさん連中を信じ込ませ たのは誰だ。農水関係団体が莫大な資金を使ってPRした。彼らはこれに類する税金の無駄遣いをいっぱいやっている。ウナギ鑑定に費やされる無駄な税金は、 氷山の一角に過ぎないのである。

2006年9月27日水曜日

戦争になったら食べ物をニッポンの農民に頼ることはできません


農協新聞でまた梶井功氏が喚いている……いい加減に往生したらいいのに!


今日の農協新聞:

シリーズ 時論的随想 −21世紀の農政にもの申す/JACOM: "自給率引き上げ政策に関して、“目先の食料自給率にこだわらず、グローバル化した市場を生かした食料確保を目ざす”べきだという主張が見られるように なった。引用は8・30付朝日新聞12面の「日本の課題」からだが、“余剰から不足へ——。エネルギーばかりか、食料もそんな時代に入っている” だから、“需要逼迫に備えた日本の食料戦略は、自国のとりでを堅く守ったまま世界から農水産物を買い集める旧来型から、大きく転換する必要がある。/第1 に、農水産物の輸出国と積極的に経済連携協定(EPA)や自由貿易協定(FTA)を結ぶことだ。長期的に安定した食料輸入をそこで担保するだけでなく、天 候不順などによる食料不足の際に優先的に供給してもらう食料安保条項を盛り込むのだ。…国際市場で買い負ける事態も起きている今日では、農業国との自由で 安定した食料貿易こそ、頼みの綱だ”ということをほとんど12面全面で論じている。  “自給率アップ作戦”は“国産信仰の最たるもの”と極めつける週刊ダイアモンド8月5日号の特集「危険な食卓」も同旨の主張といってよいだろう。かつて は、市場主義の新古典派経済学者からそういう議論がよくあったし、国際交渉の場でそう主張する国もあった。世界的な食料需給逼迫を危惧するのなら、だから 自給力強化の重要性を言うのが筋というものだが、市場主義論者はそういうまともな考え方はしないらしい。"
梶井氏は。この論調に対して反発している。理屈はゼロ。ただ戦争が起こったらどうするかということだけ。こういう人たちが戦争を引き起こした。

戦中戦後の食糧難時代に都市部に生活していた人たちの悲惨さは筆舌に尽くしがたい。 同じ日本に住む同じニッポン人の農村でも、都市住民には食糧は分けてくれなかったのである。徹底的に厳しい統制の中でも農村部の食糧は売り惜しみによりヤ ミに回った。おかげで計算上は当時の日本の食糧自給率は100%に近かったにもかかわらず都市部ではヤミ食糧を買えない弱者を中心に数万人の人たちが餓死 をした。何が食糧安保だ。いざとなっては、同じニッポン人でも全く頼りにならない。

戦中戦後を知らないナイーブな都市の若者たちに、はっきり言います。戦争になったら、ニッポンの農民に頼ることはできません。都市住民はあるったけの財産を大根と交換することが関の山だったのです。

朝日新聞や週刊ダイヤモンドのいうことが、よほど年寄りの実感に沿っている。

Posted: Wed - September 27, 2006 at 08:54 PM   Letter from Yochomachi   農業問題  Previous   Next   Comments (7)

2006年9月15日金曜日

コメばかりを食べていると肩こりになる、タンパク質を摂取すれば治る!



Yahoo!テレビ - 金スペ
 。きれいな女性の医学博士が肩こりを治す治療をしている。日本人の国民病とさえ言われる肩こりだが、不思議なことにニッポン以外の国ではほとんど聞かない。BCAA(肉類と牛乳)をたくさん摂取することで肩こりはみるみる短時間で良くなるという。

そういえば、散人は昨年半年間コメを一切食べないアトキンスダイエットをして短期間 に10キロ痩せたが、同時に長年悩まされていた肩こりもウソのように解消した。肉を食べることが肩こり解消につながるというのは、実体験からして本当のこ とだと思う。日本人に肩こりが多いのは、たんぱく質を十分摂取せずコメばっかり食っているからではないか。

最 近のニュースだが、どっかのイナカの教育委員会は学校給食から牛乳を排除する決定をしたという。農水関係者(既得権者)の主張する「地産地消」路線に沿っ ての話だが、彼らの利己的経済的利益の追求だけために、日本の将来世代の体格と健康が劣等化するのは、見て居れない気持ちだ。

2006年9月11日月曜日

農業問題は国民一人一人の問題として議論する必要がある(大泉一貫)……賛成!



以前に褒めて頂いた大泉一貫先生のブログを読んでいると、別の記事でもお褒め頂いている;
今日の一貫:余丁町散人が評価してくれた『ニッポンのコメ』: "この方、もはやそんじょそこらの農業経済学者など足元にも及ばないぐらいの農政のプロですよ。"
うれしいな。散人は農政には詳しくないけれど、本質を見抜く勘だけは昔からいいのです。

昔から傍目八目といい、部外者の方が真実を見えることもあるのです。このくだりには全く賛成です:
余丁町散人の農業問題のコメントはなかなかに向こう受けします。
農業の問題はそれを特定グループだけでしか議論できないことにあります。それは彼らが農業界に自分の居場所を確保したいという保身があるからで、タブーに なかなか切り込めない状況となっています。族議員ならぬ族学者、族評論家が跋扈し(ま〜これはどこでもそうか)、御用学者の方がまだましな世界。

仲間内で議論しているから、ますます中身は内向き複雑怪奇に、言語もジャーゴン化し、論点も不明確に。つきつめれば、「農業団体(彼らはこれを農民はとい い変えている)は、幾ら予算(補助金)をもらえるのか?」につきるという非常に身も蓋もない構図なのですが、そのためには非常にわかりにくいロジックや言 語を使わざるをえあないということ。要するに煙幕を張って普通の人はついてこれない世界を作ればいいのです。
国民的に農業問題を議論しようとすると、生協のおばちゃん達の、「かわいそうな農民」認識が頭をもたげじゃまをしてしまうし、あるいは、「複雑そうだし、 よく分からない」から議論をしない、人を増殖させることにもなります。どうせ農林予算なんて3兆わってるじゃないか、、、と無視かあきらめが現状でしょう か。

最後の「農林予算なんて3兆円わっている……」と普通の人が無視している(だから問題だ)というくだりについて補足:

確かに農林予算そのものは小さいかも知れないけれど、国民経済全体としては「多大の」負担をしているということ。日本の名目GDPは約500兆円。そのうち 個人消費は約300兆円。そのうち100兆円ぐらいが食費(含む外食費)に回るとして、国民は国際価格よりはるかに高い食料品を買わされることで食糧生産 者への実質的な「補助」をしていることが往々にして忘れ去られているのです。価格を通じた財政数字には現れない都市から農村への所得移転金額です。食料品 価格は平均して国際価格の倍として、目の子で50兆円のお金が農水関係者に余分に回ることになる。それに加えて、サラリーマンがマイホームを買うために地 主にぶんだくられる法外な土地の値段もあります。普通のサラリーマンで生涯収入のうち5000万円程度は彼らに余分にぶんだくられる計算になるんじゃない かな。

大泉先生の言われるように、この問題は「国民的議論」が必要だと思う。国民一人一人の財布にかかわることだから。

2006年9月10日日曜日

NHK新日曜美術館:「イギリスには富士山がないから……」(壇ふみ)

この番組:

新日曜美術館▽ロンドンを起点にイングランド各地の美しい田園地帯を訪ねながら、イギリスの独創的な美の世界をひもとく。19世紀のイギリスが生んだ世界に誇る美の巨人、ターナー、コンスタブル、ウィリアム・モリス。彼らは皆、大陸の潮流とは異なった独自の美を生み出してきた。その独創性の源にあったのが、イングランドの豊かな自然である。コンスタブルの風景画は、イングランド東部のサフォーク州の人間的で穏やかな風景がなければ生まれなかった。モリスは、西部のコッツウォルド地方の自然美から独創的なデザインを生み出した。ターナーにとっては、若き日に北部の自然に出合ったことで独自のロマン主義絵画創造への道が開かれた。


林望先生が「日本人は名所旧跡に拘りすぎ、むしろそこまで出かける途中の田園風景を大切にするべき」とおっしゃったのに対し、壇ふみが掲題の「迷言?」コメント。おやおや。

林望先生に一票。山中湖からの富士山はきれい。でも、もっと美しいのは、東京から山中湖までの道中風景。中央高速の八王子を過ぎると東富士五湖道路山中湖ICまで、自然のままの森林と原野が残っていて、本当に素晴らしい。水田開発による日本古代からの自然の破壊がないからだと思う。

山中湖バス釣り:コンペティターがいると俄然やる気が出るな

今日は日曜日。朝6時頃に湖畔に降りると、湖一面バスボートでいっぱい。例の「ボクの釣り場」に行ってみると、そこもバスボートだらけ。一隻なんかは桟橋先端に横付けする形でばっちり張り付きスピニングを細かく操っている。あらら、そこはボクの場所なんだよな〜。

先に釣られてはなるものか。俄然競争心が出てきていきなり「最終兵器」を取り出す。最後一つだけ残った Javallon ワームをテキサスリグに。相手と顔をつきあわせるわけにも行かず、桟橋の中程からそいつの足下直下に(失礼、ボクの桟橋の先端に)Javallon を放り込む(我ながらコントロールがよい)。いきなり來ましたね〜。14ポンドのナイロンラインを信頼してベイトリールを一気に巻き込む(スピニングだったらこうはいかない)。35センチのボクにとってはでっかいバス。

フックを外してみると、さらにもう一つフックが掛かっている。6ポンドナイロンラインに 1/0 のオフセットフック。それもはずしてやってリリース。バス君も釣られたおかげで今まで痛かったハリを外して貰った。よかったね。散人は一日一善だ。

掛かっていたフックとラインからして、ひょっとしたら一昨日ラインを切られた同じバスだったかも知れない。

モーパッサンの短編に、自分の秘密の釣り場に侵入されて喧嘩になって相手を水に突き落としたら溺れ死んでしまい裁判になるという話があるが、なんか気持ち分かる(ちなみに小説では裁判官は釣り人の正当防衛を認める)。でも、他人の足下にルアーを投げ込むのはエティケット違反なのかも知れないな。詳しい人教えてたもれ。

2006年9月9日土曜日

山中湖バス釣り:今日はノーフィッシュ!……昨日調子に乗ったバチが当たった

朝早く、湖畔に降りてバス釣り。グラビングバズでバスはかなり集まったのだけれど、食わない! 水面上に飛び出したり、落としたグラブを嗅ぎに來たり、姿が見えているのだが、何をしても食わない! 突っつく程度。バラし二回、ノーフィシュ。「純情きらり」の時間になったので諦める。

午後、もう一度試すが、今度はバス自体がいない。桟橋の回りにはボートがたくさん集まって、中には釣っているやつもいるというのに、散人のロッドにはノーリアクション。すっかりくたびれてしまい、夕刻はヤメにした。

初心者はまだまだ修行が足らない。修行、修行!

2006年9月8日金曜日

山中湖バス釣り:トップウォータープラグで集めてグラブで一挙に4本!

今朝は作戦勝ち。朝、桟橋を探るもバスがいる気配がないので、いないなら呼び寄せるまでだと桟橋先端から放射状にトップウォータープラグをベイトタックルで遠投し速い速度で巻き取る。バスは食いつかないだろうけれど、なんかあの方向に面白そうなことがあると思って桟橋に自ずと近寄ってくるとの読み。30分ほど投げてから、4インチグラブをノーシンカー(スピニング)で桟橋の下にフォールさせる。來ましたね。15分ほどの間に4本。それも入れ食い。

4匹目を上げる時、桟橋の下に潜ってしまいドラグがずるずる滑って巻き取れない。目一杯ドラグを締めて強引に引き上げたが、その次の5匹目がいけない。左手でスピニングリールを回そうと思っても回らないぐらい引きが強い。ラインはそれほど出していなかったので強引にロッドで引き上げようとしたが、水面上にバスの体半分出た時にラインがプッツン。ありゃ大きかったな。

反省:ラインは太いのを使うべし。ドラグは締めすぎないこと。

朝一時間ほどで本日のノルマは十二分に達成。後はボート漕ぎとキャスティングの練習。バックハンドのアンダースローが出来るようになった(「の」の字の反対に手首を回せば出来る)。

2006年9月7日木曜日

NHK衛星映画:モハメッド・アリ

感動したな! 常にウヨの「下層階級」が、より「下」の階級を求めて「差別運動」の主役となる。アメリカにおいても日本においても同じ。「ウヨ」とは、定義的にカッコワルイのである。

山中湖バス釣り:秋になってバスが散ってしまった!

今日は一匹。朝、桟橋に行ってワームをフォールさせたが、ノー・リアクション。あれ。不思議だ。桟橋の下にバスがいない!

で、桟橋から遠くに投げて水面から30センチほどの深さをスイミングさせていると、かなり遠くでバイト、昨日の夕方と同じパターンだが、ようやく一匹釣った。

秋になって(日向でもシャツだけでは寒い)水の中も過ごしやすくなったためか、バス君達も桟橋などの日陰に涼を求める必要はなくなり湖中に広く散っている様子。夏の間は涼しいポイントだけを攻めて居ればよかったのに、俄然難しくなった。ボートを出して、風上は小作沖の梁から風下は山梨中央銀行前の草むらまで、ウィードエリアを広く底引きしたが(テキサスリグにシャッドテールグラブ)反応がない。ボートで釣るのはリアクションを取るのが難しく、まだよくわからない。少なくともたくさん漕いだので腰の筋トレになった。

午後からは釣りと言うよりはキャスティングの練習。ベイトタックルでピッチング(振り子の原理でロッドをしゃくり上げてルアーを飛ばす手法。距離は出ないが正確性にすぐれている)。メカニカルブレーキの調整が微妙で今までうまく投げられなかったものだが、うまく調整すると結構飛ぶようになった。10メートルほど先で浮いている木の葉っぱめがけてその50センチ以内にルアーを落とす練習をする。結構近くに落ちるようになった。でも風上方向にピッチングしたりルアーが高く上がってしまったりなんかするとすぐバックラッシュが起きる。一に練習、二に練習だ。

最後はキャスティングの練習と割り切って、テキサスリグのグラブはやめてスウェイバック・スプークに替える。メカニカルブレーキを緩めてオーバーヘッドで思いっきり投げるとビユーンと遠くまで飛ぶので気持ちがいい。何だか急にうまくなった気分。

2006年9月6日水曜日

ワシントンポスト紙に寄ればブラックバスが女性化しているらしい! 

この記事:

Male Bass Across Region Found to Be Bearing Eggs: "Abnormally developed fish, possessing both male and female characteristics, have been discovered in the Potomac River in the District and in tributaries across the region, federal scientists say -- raising alarms that the river is tainted by pollution that drives hormone systems haywire."


ポトマック川のある種の汚染物質によって、バスが異常を來たし、いまやオスのオオクチバスの46%がタマゴを持っているというからすごい。ブラックバスは炭坑でのカナリヤみたいな「早期警戒警報発信動物」だ。大事にしないとバチが当たるよ。

2006年9月5日火曜日

山中湖バス釣り:活性の低いバスを三匹釣った!

今日は三匹。これは大手柄。何せ今日のバスの釣れない日だったそうだから、この悪条件下で三匹はたいしたものなのである。

朝、桟橋に行ってフォールさせると、リアクションがない! 普通の日は朝一番のフォールには必ず反応するのだが、今日はおかしい。いろいろやって、ようやく見るからにウブな小さいやつを最初の一匹。でもその後が続かない(釣れないのはいいのだが、リアクションがないのはまことに困る)。桟橋の先の方で大きいのが一匹だけ現れたが、どうしても食おうとしない。

場所を変えることにして、手こぎボートで北や南に行く。ストラクチャーぎりぎりにルアーを投げて落とすが(自分ながらいい位置だと思うキャストでも)まったく反応がない。こう言う時は新兵器。昨日買った JAVALLON 110 を試すことにする。これは「今まで体験したことのない全身駆動型フルボディーアクションで今まで不可能とすら思われていたビッグジョイントプラグの威力……」といううたい文句のすごく高いワーム。少なくとも一匹はいることが分かっている山中湖ヨットハーバーの桟橋に戻り、これを試す。

何回フォールさせても、反応がない。なんかゆらゆら動くので、見ていても迫力がないなーと思う。おまけにすぐ壊れる。これはダメだと諦めて午前中はやめて帰ろうとした時、グッドアイディアを思いつく。テキサスリグでフォールさせるのだ! 

さっそく付け替えの作業をしていると、センターフィールドの川原プロがでっかいバスボートに乗って現れる。「今日は釣れないですね」とのご託宣。そうか釣れないのが当たり前なのだ! でも、テキサスリグなら絶対に釣れるはずだ。桟橋の下にいることは分かっているし、バス君も相当じらされ続けているから。

重いテキサス用シンカーの挿入完了。絶対釣れるとの確信のもとに、桟橋の先からゆっくりフォールさせる。見事に一発で掛かりました。30センチ。テキサスリグはシンカーが先に落ちるので、ルアーはそれに引っ張れる形でトリッキーな落ち方をする。バス君は JAVALLON 110 なんて見たことがなかったので食いつきたい一心でガマンしていたのだ。散人の作戦大成功!

昼になると暑くなったので、お弁当を食べて、図書館で新聞を読んで、帰ってシャワー。昼寝。

夕刻再びボートを出す。川原プロがまたバスボートを近づけてきて「今日はあまり釣れませんね」と。みるとバッドワイザービール缶・ルアーで釣っている(あんなのでは素人は絶対に釣れそうにない)。プロとアマチュアのレベルはまったく違うのである。脱帽。

いろんなところを投げまくって、漕いで移動。とても運動になった。最後に桟橋から。6時の時間ぎりぎり。最後はやけくそで、それまで何度もずる引きして食わなかったウィードエリアの上に遠く投げて、思いっきりのスピードで引く。テキサスリグでグラビングバズだ。水深30センチぐらいのところを高速で引いてくると、何とびりびりとした当たり。ウィードかと思ったがもく一度ぶるぶる。バスだ。一呼吸置いて思いっきりフッキングすると、掛かりました。三匹目。30センチ。

今日のバスは昨日の元気の良いのとは違って、いずれもとても大人しい。ランディングしたのちも格闘することはなかった。「ハリ取ってあげるからお口を開けて」といえば素直に口を開ける。活性が低いのだ。

散人なりに考えると、今日の風が原因ではないか。山中湖はいつも日中は南東の風なのだが、今日に限って北西の風。午後から南に変わったものの、いつもと違う風のために湖上の水流に変化が生じた。一種の「オータム・ターン・オーバー」現象で、湖底の酸素含有量の少ない水が表面にわき上がってしまい、バスの活性が低下したとの散人仮説。一度、川原プロにこの仮説を聞いて貰おう。

2006年9月4日月曜日

NHKクローズアップ現代……畠山智之アナがでていた!

今晩のNHK「クロ現」。畠山智之アナが出ているではないか。テーマは流行りのネット関係だっけれどそんなことはどうでもいい。「クロ現」は内容的には本来的にはいい番組なんだから、アナウンサーはやっぱりバランスの取れた畠山智之みたいな人がいいな。「クニヤ」は夏休みか? 選手交代だったら、これほどいいニュースはないのだが。

山中湖バス釣り:スタッガーのオリジナルスウィムベイトはよく釣れる! 

今日は3匹。朝、湖畔に降りてみると、水がとてもきれい。ザラスプークを投げると二三匹付いてくるのが遠くからでも見える。でもどうしても食わない。スピニングタックルに付けてある4インチグラブに替えたが反応なし。で、ベイトタックルのスプークをセンターフィールドの川原プロお奨めの6インチスタッガーに替える(ノーシンカー)。桟橋に沿ってウイードの上あたりの中層をゆっくり引くと、とたん食いついてきた。ロッドがU字型になるほどの強い引き。14ポンドのナイロンだから気にすることはない。ベイトリールを右手で力まさせに巻いて強引に引き上げた。20センチ程度のバスだったが、すごい力持ち。このスウィムベイトは吉田秀雄プロのデザイン。動きがゆっくりしていて一見派手ではないが、とても自然。重たいのでブレーキを強くした初心者用のベイトタックルでもノーシンカーで十分投げられるのもいい。グラビングバズも出来るし、中層を引くのもいいし(今朝はこれ)、フォールだけでもよく釣れる。万能選手だな。

続いて二匹。今日は合計三匹(ランディングした後で逃げられたバスはカウントに入れてないよ。あくまでも散人が優しくリリースしてやったバスの数)。散人大満足。

今日のノルマは十分達成。で、後は手こぎボートで小作前の岬に観光がてらに出かける。大きなバスが食いついて水面に飛び出したが、バラす。後はノー・リアクション。大勢釣っていたがあまり釣れているようには見えなかった。バスは山中湖ヨットハーバーの桟橋に限る。

教訓:バスは飽きっぽい。ネコジャラシと同じで、常に新しい玩具でないと興味を示さない。新しいルアーがどんどん開発される所以。このスィムベイトは今のところよく釣れるが、欠点としては耐久性がないこと。一匹釣れば頭部がほぼ破損してしまうので新しいのに交換しないといけない。釣具屋さんが儲かるわけじゃ。

2006年9月3日日曜日

山中湖バス釣り:今日も一匹、たのしいな!

一日一本のペースが続いている。まあ、初心者はこんなもんか。今日は日曜日だったので、ハーバーはビキニなどの若い人たちがいっぱいでバス君達は極度に神経質。それでも新しい大型グラブにだけは少しだけだけれど反応する。バイトは二三回あったが、突っついただけという感じ。一匹だけはランディングできだのでよかった。クランクベイト(シャッド)を試したけれど、ウィードだらけのもじゃもじゃになって上がってくる。これもダメ。

昼でやめて、夕方、長池でもう一度やってみたけれど、ノー・リアクション・アット・オール。グラブをザラ・スプークに代えてキャスティングの練習。これはよく飛ぶし、ルアーが見えるので気持ちがいい。かなりうまい具合にウォーキング・ザ・ドッグが出来るのだが、反応なし。山中湖ヨットハーバーで釣るのが一番いいみたいだ。

キャスティング中にクラッチが掛かってしまう事故が発生。リールを上にして投げていた。リールの説明書にはリールは横向きになる位置にして投げるべし、さもないとクラッチが掛かってしまいギアを破損しかねないと書いてあったが、どうせ「慣らし運転しましょう」とか言うのと同じでメーカーの自己防衛策だろうと無視していた。ルアーのすっぽ抜けがよくあったが、これが原因だったかも知れない。リールを横にしてキャスティングするのは何か軟式テニスみたいでどうもしっくり来ないが、練習だ。

しばらくは Blogger をつかってブログの更新をします。

iBlog の調子が悪くなってしまった。カテゴリーページの表示エントリー数を変更するとプレビューが出来なくなった。自動バックアップから復元させようとすると起動しなくなった。バックアップ二つともダメ。東京に帰ると8月20日時点でのバックアップを置いてあるので復元可能だと思うが、ここ(山中湖)じゃどうしようもない。そう言う時のために Blogger 別館があるのだと気が付いて、ここで更新をすることにする。Blogger は単純明快で使いやすく、結構便利。

山中湖バス釣り……シャッドテールグラブを試す

昨日、ベイトタックルでスプークばかりじゃなかなか釣れないので、ワームが欲しくなってセンターフィールドの中原さんに聞くと、でっかいシャッドテールグラブをすすめられた。ノーシンカーでオールラウンドに使用できると。さっそく桟橋で使用。4インチグラブには飽きてしまって食いつかなくなったバス君も、フォール一発で食いついてきた。さらに遠くに投げて手前にグラビングバズをさせると、桟橋の下(足下)から飛び出してきてまっすぐ正面からかぶりついた。バス君、すごい食欲。

夕方、はじめて北岸の長池親水公園下の砂浜で釣ってみる。あそこはすぐ沖から深くなっていていい釣り場らしいが、なにせ向かい風が強くて、ルアーがなかなか飛ばない。隠れおだの標識らしい杭の向こうに投げると見事に根掛かり。思いっきり引っ張るとルアーがこっちを向いて飛んできたのには驚き。14ポンドテストのナイロンラインは強い。一時間ほど投げてみたが、結局、何の反応もなかった。

昨日の釣果は二匹。初心者散人はこれで十分うれしいのだ。